The time came.
時というものはいつも突然で、容赦無しにやって来やがるもんだ。。。
今日、お袋が緊急入院した。
昨晩も会社帰りに様子を見に行った。
数日前から気分が優れないと言っていた。
そして、数日前からもうダメだと思うと馬鹿なことばかりを言っていた。
いや、調子を崩してからずーっと言っていた。。。
今朝出勤してから、直ぐに携帯が鳴った。
叔母からだった。
お袋が、明け方から嘔吐を続けているとのこと!?
何故?
マズいじゃんか嘔吐は!?
医者からは嘔吐し始めたら直ぐに連絡するように言われていた。
急いで病院へ連絡し指示を仰ぐ。
そして、至急連れて来てくれとのこと。
女房に連絡し、叔母さんと一緒に病院へ搬送してもらうことにする。
取って返し、上司に事情を話し会社を出てタクシーに飛び乗る。
皮肉にも、今日の湾岸高速はピーカンだ。
日差しと青空が眩し過ぎる。
聞けば、夜半過ぎから嘔吐し始めたらしい。
何故、自分に連絡をしなかったのだろう?
ヘルパーが来る朝まで我慢していたらしい。
バカやろう。。。
調子を崩し始めてからお袋が言う言葉は、全てが予言とでも言えるように的中していた。
調子を崩し始めた原因、今後の見込みなど全てをお見通しみたいだった。
自分はその全てを否定してきた。
当然、今回もだ!
15分ぐらいの時間差で、自分も病院に駆け込んだ。
外科外来で、お袋はストレッチャーに乗せられていた。
顔を見ると、亡き伯父さんにそっくりの顔だった。
その後、病室で点滴を受け始めると、グッスリと寝始めた。
そして駆けつけた姉貴と交代で、病院を後にした。
先ほど、姉貴から連絡があった。
医師からの話しだ。
残念ながら肺全体が癌に覆われてしまったとのこと。
何時とは言えないが、逢わせたい方がいたら早めに逢わせるようにと。。。
この「逢わせたい方がいたら早めに逢わせるように。」というセリフを聞くのは二回目だ。
当然、一回目は親父の時だ。
とうとう、その時が近づいて来た。
クールに明るく、そして気高く振舞おう。
延命はしない。
ただ、苦痛は最大限取り除いてもらう。
肺癌と知りながら、欲しがるタバコを吸わせた自分は罪なのだろうか?
自分は良い息子だったのだろうか?
自分は守り抜けたのだろうか?
色々と想うこともある。
だけど、至極クールである。
そして、可能な限り傍にいてあげようと思っている。
やることはやったはず。
ベストを尽くしたさ!
後悔もしていない。
罪か否かは関係ない。
良い、悪いも関係ない。
守り抜いたか?
ああ、守り抜いたさ!
幼い頃、彼女と彼がGuardianだった。
今は自分がGuardianだ。
だから、精一杯これからも守り抜いてみせるさ。。。