スローキャリア?

上昇志向という言葉が当てはまるか判らないが、現状の会社内を顧みるとより高いレベルに到達しようという意気込みを持たず、ただ淡々とあるレベルの仕事をこなし、そのレベル以上の仕事を受け入れない人が増えているように感じている。。。

ただ仕事をこなし、その対価の給与をもらえれば良し。
仕事に対する線引きを、こちらが望んだり期待するレベルよりも低く設定し、平穏無事に過ごせることを第一優先に望む。

ここで言っている上昇志向とは、名刺に刷られた肩書きという単なる記号を追い求めろと言っている訳では無い。
サバイバルレースに勝ち残れと言ったナンセンスでも無い。
また、勝ち組とか負け組などと言った、くだらないものでも無い。
マインドとでも言えば良いのだろうか?

スローキャリアと言う言葉がある。
その著者が言っていたこと。

最近はリーダーシップ論やアントレプレナーなど、上昇志向の強いキャリア形成がブームです。
しかし、世の中のビジネスパーソン全員が同じように強烈な上昇志向を持っているわけではありません。
よくキャリアに関して、「勝ち」「負け」という言葉が使われますが、そうではなくて、キャリアには「幸せなキャリア」と「不幸なキャリア」があるのです。
「幸せなキャリア」とは、自分の志向に合わせた働き方ができていること。
そして、スローキャリアとは、仕事の目的を出世やお金におかず、自分らしさにこだわりたいという人のためのキャリア形成なのです。

日々の仕事をいかに高いクオリティでこなすかというプロセスにこだわるのがスローキャリア。
資格や地位を得ることが働く目的ではなくて、いい仕事にこだわった結果として、後からキャリアがついてくるものです。
だから、自分がやってきた仕事の結果を振り返ると、いつの間にかそこにキャリアがある。
キャリア形成は未来の目的ではなくて、過去の積み重ねなんですね。

多くの人が混同しているのですが、実は、目標と夢は、その性質が全然違います。
目標というのは具体的で、達成すべき期限があるものです。
限られた時間でその具体的な目標をどう達成するかを考えなくてはいけません。
反対に夢は、こうなるといいなと思い描くもの、つまりビジョンです。
具体的でなくてもいいし、実現する時期を決める必要もない。
5年、10年といった長いスパンのものです。
夢やビジョンには、普段の行動の指針となったり、チャンスをつかみやすくしてくれる効果があります。
スローキャリアを考えるのであれば、人生には夢を、日々の仕事の中では具体的な目標を持つことがポイントだと思います。

仕事の質と自分らしさをキーワードにキャリアを目指すことです。
それは自分だけの、オンリーワンのキャリアともいえます。
そのために大切なことは、自分らしく働くことへのこだわりですね。
その仕事をやりたいと思う動機や、何が優先順位なのかという価値観を持つことです。
ただし、自分の核となる部分はとことんこだわっても、それ以外の部分では変化や、新しいことにも積極的に対応できる柔軟性が必要ですね。
自分らしさと柔軟さのバランスを取りながら、クオリティの高い成果を上げることが重要です。
そうやって自分らしいキャリアを築くことが、やりがいや充実感に結びついていくと思います。

大部分においては、共感出来る類いのものと感じている。
ただ、お金を目的におかずという部分においては、ある種理想論だと思う。

現状の資産が豊かな人は除き、一般的な人が働くことの第一の目的は収入である。
だけど、それだけじゃないし、仕事で身銭を切ったことはままある。

反面、とても共感出来るのが、「キャリアはあとからついてくる。」、「仕事に対するこだわりが大切。」という点。

くだらない見栄やプライドや愛社精神は無いけど、こだわりとか誇りはある。
人に後ろ指を指されないこと。
逃げ出さないこと。
最終的に負けないこと。

自分の仕事は、失敗したとしても命まで獲られる類いでは無い。(笑)
失敗しても、たかが知れている。

また、前にも書いたが、やっぱり「踊る大捜査線」の組織論が良いと思っている。
各個人が自分の役割(目標)を設定/認識する。
そして、暗黙のうちに、各個がその役割を責任もって遂行する。
その役割(肩書き)の違いに、優劣の差は無いのだ。

犯人曰く。
「警察は、橋ひとつ止められないのか!?リーダーがいるから個人が死ぬのだ!」
青島曰く。 
「どうかな? 俺たちにはリーダーがいる。リーダーが優秀なら、組織も悪くない!」
室井曰く。
「責任をとる。それが私の仕事だ」

単純明快な現場主義。
それが、一番だと!
また、マインドが低いのは、その人のマインドを向上させる努力がリーダーに足りないこともひとつの要因ではないかと思っている。

かく言う自分も、ある時期から技術者として道が向いていないと悟り、ゼネラリストとしての道を選んだ。
そして、少しのこだわりとほんの少しの誇りを持って、日々しのいでいる。。。

そんなことを、先週の居酒屋で怒鳴り合いながら語り合った。(^-^)V

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