CASE OF INSANITY.

メンタル疾患を患った場合、ゆっくりと休みなさいとなる。
服薬しながらゆっくりと休息を取りなさい。
焦らなくていいから。
そして、リカバリを待つ。。。

だけど、異なるアプローチもあること知った。

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メンタル疾患は、往々にしてデリケートで通常の疾患とは異なる扱いをされる。
それ故に、何となくモヤモヤ感を感じてしまう。
だけど、メンタル疾患も通常の病気として対応したらどうだろう?

具体的には、待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢でのアプローチ。
つまり、病気なんだから、入院して治しちゃおうよ!との発想。

まずは入院して、専門の医療チームを構成。
3 週間を 1 クールで臨む。
そして、医療部会で本人や家族も参加しての治療方針の検討と決定。
外科的療法か内科的療法か?
それぞれの副作用に耐えられるか?

内科的療法の場合には投薬療法となる。
多種多様な薬剤の中から、適合する薬剤を見つけ出す。
これが結構難しいものとのこと。
目指すものは、熟睡出来る状態の確立。
その状態が確立出来たら、直ぐさま復職へ向けた取り組みを開始。

主治医から、その患者の上司へ打合せの依頼が届く。
主治医と会社上司で会話をしながら、復職に向けた検討が行われる。
そして、万全の体制での復職へのアプローチ。

この治療方法を知って愕然とした。
理路整然として、誰もが納得できるもの。
モヤモヤした気持ちを感じることがない。
誰にも適用出来るか判らないが、これが正しいメンタル疾患に対する治療だと痛感した。

ここで感じたのが、会社の産業医の存在。
医師であることには変わりないが、所詮会社サイドの人間。
だけど、主治医は患者サイドの人間だ。
これは、決定的な差だと感じる。

産業医と会社上司が話しをしても、それは会社側の人間同士の会話。
主治医と会社上司が話しをしたら、それは患者側と会社側の対等な会話となる。

また、通常のゆっくりとした休息を経てのリカバリと、半強制的な入院という手段のどちらを選択するか?

これは、時間に対する考え方の相違かと感じた。

「まだ時間はあるさ。
 焦るのが一番いけないんだ。
 だから薦められたように、焦らずゆっくりと治していこう。」

「時間は無いんだ。
 自分には守らなきゃいけないものがある。
 休息をしてしまったら、守るべき者が困ってしまうはず。
 だから、一刻でも早く治さなきゃ。」

こんな差なんだろうと思っている。
だけど、双方同じくメンタルダウンを起こしている状態。
でも、前者は奥底の火が消えているのに対し、後者は火の手は見えないが、奥底にはまだ燠火が残っているのだと思う。

そして後者の奴のような場合、、、

自分は絶対に見捨てない。
見捨てることなんて出来やしない。
自分が出来ることは、全てやってやる。
そして、絶対に諦めもしない。

誰もが、きっとそう思うものだと信じている。。。

2 thoughts on “CASE OF INSANITY.

  1. yu-ki-ちゃん

    当たり前に通える環境が整えば、早期で回復出来る人が増えると、私も思います。患者自身もよくわからないまま、病気で判断能力が鈍っている状態で、手さぐりで治療や療養するのだから、なかなか治らないです。

    メンタル疾患の多くは、何かしらの原因で出るべきはずの脳の物質が少なくなったり異常があると、わかっているのだから、物質の数値化を出来る機械が普及したら、認識出来るので、患者も医師も家族も回りの人達、関わる人すべてがもやもや感なく、治療や手助けがしやすいと思うんですが・・・社会的に“病気”として早く認知されるといいな。

    返信
  2. porfidioporfidio 投稿作成者

    > yu-ki-ちゃん
    もうここまで来たら、当たり前が一番だと思っている。
    直接的な方法が一番良いと。。。

    去年の NHK スペシャルで観ました。
    外国での事例だった。
    脳のその物質を生成する部位に、電気?を当てる療法。
    それまで、表情すら無くなった患者さんが、初回の療法で既に表情が変わり始めたこと。
    そして、どんどんと明るくなって来た現実。

    本当に数値化出来ると良いよね!
    誰もが認知しやすくなるから、誰もが気楽になるはず。

    そう、だって病気なんだから!
    胸を張って、そう判ってもらいたい患者さんもいるはず。

    もうすぐだと感じているんだけどな。。。f(^^;)

    返信

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